Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
太田 久仁雄; 中野 勝志; Metcalfe, R.; 池田 幸喜; 後藤 淳一; 天野 健治; 竹内 真司; 濱 克宏; 松井 裕哉
JNC TN7410 99-007, 44 Pages, 1999/08
None
not registered
PNC TN1010 95-004, 59 Pages, 1995/04
釜石原位置試験は、事業団が進めている深部地質環境に関する科学的研究(地層科学研究)の一環として昭和63年度より実施しているものである。本試験の目的は、既存の地下坑道(釜石鉱山)を利用した調査試験によって、結晶質岩盤およびそこに含まれる地下水の特性とそこで起こっている現象を把握することである。現在は、第1フェーズ5ケ年計画(昭和63年度平成4年度)における海抜550mレベル坑道での試験研究の成果をもとに、より詳細な現象把握と定量化をめざした第2フェーズ5ケ年計画(平成5年度平成9年度)を、550mおよび250mレベルの2つの坑道等を利用して実施中である。第2フェーズ5ケ年計画も、第3事業年度を迎え、これまでの試験研究によって計画の一部については既に一定の成果が得られつつあり、また、今後の実施内容についても当初計画で設定したものをより具体化することが可能な状況となっている。このような現状を踏まえ、今後の3ケ年における試験研究を最大限に効率的かつ効果的に実施する観点から、平成6年度までの成果を整理し、平成7年度以降の実施内容の最適化をはかることを主眼として、第2フェーズ5ケ年計画の見直しを行った。
not registered
PNC TJ7308 94-002, 71 Pages, 1994/02
日本全国を対象とする広域地下水流動評価に必要な水理学的データを取得するために、平成4年度までに地盤の透水性に関する文献調査を実施し、岩種と透水性、深度と透水性などの検討を実施してきた。今年度は、測定地点を含めた三次元データベースを構築するとともに、日本列島の先新第三系における7つの地質構造区(西南日本内帯、西南日本外帯、北西九州、南西諸島最南部、東北日本、北海道中央部、北海道東部)ごとの透水性の検討を統計解析に基づいて実施した。データ収集した際、南西諸島最南部および北海道東部として取得された透水係数データは少なく、今回の解析からは除外した。地質構造区全体の透水係数は10-910-3cm/secオーダの範囲に分布する。また、各地質構造区ごとの透水係数平均値(幾何平均値)は、3.710-57.610-5cm/sec、標準偏差は0.71.0log cm/secである。この結果から、透水係数平均値およびデータのばらつきに関しては、各地質構造区ごとに顕著な違いは認められなかった。
中居 邦浩*; 高瀬 博康*
PNC TJ1281 91-010, 23 Pages, 1991/08
地質環境中の岩体は、多くの場合、亀裂等の高透水性箇所を有し、このため核種移行における遅延効果を現実的に定式化するためには、亀裂中での速い移行と亀裂表面から健全な岩体部への遅い拡散及び吸着の双方を並行的に解析するモデル(二重空隙モデル)を用いる必要がある。本研究は、動力炉・核燃料開発事業団殿が平成3年度までに実施予定の概括的性能評価の対象となる広範な条件下で、安定な解を導出することを可能とするよう、昭和57年度に開発されたROCKコードの数値解析手法を改良することを目的として実施した。この目的のため、解析条件の整理、数値解析手法の検討を行い、その中から可能性のある手法を選定し、それをもとに計算コードを改良した。また、改良したコードを用いて計算した結果を検証済の数値解析コードRANCHMD及び解析解の計算結果を比較することによって、計算結果の妥当性を検証した。数値解析手法としては、主として、対流差分法の導入、不均質媒体に対する一般化、及び、亀裂内と岩体内の差分式の繰り返し計算による連立の3点を改良し、概ね良好で安定な解が導出できることが明らかとなった。
中居 邦浩*; 高瀬 博康*
PNC TJ1281 91-009, 253 Pages, 1991/08
地質環境中の岩体は、多くの場合、亀裂等の高透水性箇所を有し、このため核種移行における遅延効果を現実的に定式化するためには、亀裂中での速い移行と亀裂表面から健全な岩体部への遅い拡散及び吸着の双方を並行的に解析するモデル(二重空隙モデル)を用いる必要がある。本研究は、動力炉・核燃料開発事業団殿が平成3年度までに実施予定の概括的性能評価の対象となる広範な条件下で、安定な解を導出することを可能とするよう、昭和57年度に開発されたROCKコードの数値解析手法を改良することを目的として実施した。この目的のため、解析条件の整理、数値解析手法の検討を行い、その中から可能性のある手法を選定し、それをもとに計算コードを改良した。また、改良したコードを用いて計算した結果を検証済の数値解析コードRANCHMD及び解析解の計算結果を比較することによって、計算結果の妥当性を検証した。数値解析手法としては、主として、対流差分法の導入、不均質媒体に対する一般化、及び、亀裂内と岩体内の差分式の繰り返し計算による連立の3点を改良し、概ね良好で安定な解が導出できることが明らかとなった。